(写真はサドルを盗まれてしまって放置されていた自転車)
駐輪場などで自転車のサドルだけを盗まれてしまったことはありませんか?
私は何度かサドルだけを盗まれてしまったことがあります。
たったひとつの部品ですが、サドルを盗まれてしまうと、それだけで自転車に乗ることができなくなってしまいますので、ほんとに困ります。
何の目的で盗むんでしょうね。イタズラでしょうか。
中には、外出先でサドルを盗まれてしまって、周囲の自転車からサドルを盗んで取り付けて帰ってきた、などという猛者もいるようですが、その行為を見つかってしまうと大変なことになります。
サドルの盗難防止方法は2つの考え方
サドルは高さ調節ができるように、手で回せるレバー付きのナットで固定されていますので、その気になればすぐに外せてしまいます。構造的な弱点があるのです。
サドルの盗難防止方法としては、2つの考え方があります。
①サドルを、リアキャリアなどとつないで物理的に盗めなくする。
②自転車オーナーの防犯意識をアピールする。
サドルの防犯グッズには、サドルロックなどがありますが、ちょっと値段がお高いです。新しいサドルが購入できてしまうようなお値段だったりします。
ママチャリのサドルにはもったいない出費です。
サドルロックであれば、100円ショップのワイヤーロックで十分です。
このワイヤーロックで、サドルのスプリングのレールと、リアキャリアなどをロックします。
長いタイプより短いタイプのワイヤーロックの方が使いやすいような気がしますが、それはお好みです。
ワイヤーロックはかけた後はそのまま放置です。
いつか外すことがあるかもしれませんから、たまに自転車に油をさすときに一緒に、鍵穴にも油をさしています。
これが、けっこう目立ちます。
なんだこれ? というかんじです。
ぱっと見で「サドルを盗ませないぞ」というメッセージが伝わるはずです。
高価な自転車とは違って、ママチャリのサドルを盗もうとする人は、できるだけ短時間で簡単に外してその場から立ち去りたい人でしょうから、この自転車は面倒くさそうと思うだけであきらめて別の隣の自転車からサドルを盗んでいくに違いありません。
要するに、サドルにも鍵をかけるという発想の転換が大切なのです。それと同時に窃盗犯にアピールすることによって、サドルは盗まれなくなります。
おそらく、サドルのワイヤーロックに気がつくと犯人は隣の自転車に移動します。
これをするようになってから、一度もサドルを盗まれてしまったことはありません。
100円(税別)ですから、お試しください。
お値段は高くなってしまいますが、サドルにワイヤーをかけるそのものズバリの「サドルロック」というグッズもAmazonや楽天で購入可能です。
もちろん、サドルロックの選択もあります。